幽霊話

幽霊ってなんで怖いんでしょうか。

私は昔からこれが不思議でなりません。

 

「この世にいないものが見えたら怖いじゃん!」

とは良く言ったものですが、私は人間の方がよほど怖いと思うのですよ。

 

例えば

・家に帰ったら知らない幽霊が家をすり抜けた。

・家に帰ったら知らない誰かが家から出ていった。

 

どっちが怖いですか?

圧倒的に後者ではないでしょうか。前者だと言う人は多分、入ってきた人は知り合いだったのでしょうね。

別に無害じゃないですか?いるだけですもん。まぁ、そこに不快感を得るかも知らないですが。

 

そもそもそういう教育しているからそうなるのですが、例として挙げられる幽霊のなかに危害を加えられる者なんてほとんどいないです。

それは「幽霊なんているわけねぇ!」と言う人達によって証明されています。

実害を被らないものなどとるに足らず、やっぱりいつでも一番怖いのは人間なのだ、と私は思います。

 

って違う、こういうことがいいたいんじゃないんだ。閑話休題

私は幽霊に出会うのが夢というかぼんやりとした望みですね。

いるんだとしたら、それらに会って話をしたいと言うのが普通ではないでしょうか。動物ならまだしも、彼等は元は人間なのですから、おそらく言葉については問題ない(海外の人は別です)と思いますし、幽霊生活がどんなものか非常に興味がありますね。

特に座敷わらしですね。何を思って人様の家を豊かにするのやら、全く理解不能です。

 

 

だからもし幽霊にあったら、呪怨のように叫んだり逃げるのではなく、むしろ堂々と対面して話を聞いてみましょう。彼女(?)たちも腹をわって話してくれると思います。