閑話休題

閑話休題というこの言葉、喋るときは使いませんが文章ではとかく多用する傾向にあります。

 

理由は私が寄り道したがりなのが原因ですが、それとは別になんか語感がいいんですよね、この言葉。なので好きです。

 

意味としては、『それはさておき』と言うのですが、今時こんなことば言う人であったことあります?

話題変換するときって、私の回りではもっぱら『ってかさ』とか『それより』と言うことばの方がよっぽど多い。かの小田和正さんも

 

『そんなことより』幸せになろう

 

と言う歌詞を作ってるくらいですからねぇ…。それはさておき、何て言うのは口語ではなかなか使われないことばです。

ま、私は使うんですけどね。

閑話休題

 

でまぁ、口語で言わないだけであって文章では使います。私は口語文で文章かく癖があるので、ちょっと浮いているかもしれませんが、文章の中にあるとキレイですよね。

四字熟語や慣用句全般に言えることですが、使えるとかっこよくないですか?

 

意味のないこと、言葉はそのまま使えばいいと言う人もいますが、捻りがなくては会話が楽しめない、文通は面白くない。

ギャル語とか母音を意図的に小さくするとか一時期流行ってましたが、突き詰めればそういうことだと思ってます。組み換えたその言葉を使うことで、日常の何気ない会話を面白くさせる。母音を小さくすることで、文章に感情や躍動感を込める。それで少し華やぐならよいことではないか。私はそう思います。

 

だから、文章を書くとき僕はイキってそんな言葉を使うのです。

慣用句、万歳。